フリー板とは？

集成材フリー板＝フリー板です。
小さな無垢の木材（カットストック）を長さ方向と巾方向に接着して製作した大判の木材加工品を「集成材」と呼びます。
フリー板は集成材（積層材）の規格品で、一般的に厚み20mm、25mm、30mm、巾500mm、600mm、長さ4200mmの商品が流通しています。
自由に木取りができるため汎用性が高く、非常に便利な木材です。

• 原板（材料）で、
  最終製品ではありません。

  集成材フリー板は材料で、お客様ご自身によるカットや仕上を前提とした商品です。そのため、厚み・巾・長さともに表記サイズジャストではなく、概ね、厚みは0.2～0.5mm程度、巾・長さは1～10mm程度大きいです。（樹種や製作ロットによる）

• 湿度で、サイズが変化することもあります。

  集成材（積層材）は無垢の木材ピースが集まった天然素材です。そのため湿度の変化による木材の膨張や縮み、反りで、サイズが変化することもあります。
  集成材フリー板はこのような木材ならではの性質があることをご理解ください。

• 木材に対する技術と知識が不可欠です。

  集成材フリー板の扱いには、カットや木材加工などの技術・道具はもちろん、木材の知識も必要です。大工さんや家具職人、工務店さんといったプロの方、木工経験者さん向けの材料となります。

• 多少のキズやへこみが入ることもあります。

  集成材フリー板は、お客様ご自身で仕上げることが前提の商品です。そのため多少のキズやへこみが入ることがあります。ただし、大きなキズや修復が不可能な深いへこみの商品は出荷しません。

※フリー板には写真のような、キズやへこみが入る場合があります。
キズをカットしたら記載のサイズより小さくなるような大きなキズのついたものや、修復が不可能な深いへこみのものは出荷しません。